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2022年の参議院議員選挙を終えて

2022年7月19日

参議院議員議員選挙が7月10日に行われました。関係者の皆さん、有権者の皆さん、お疲れさまでした。

2021年の衆議院議員選挙を取り扱った前身サービス『Candidates2021』で好評をうけ、立ち上げた『選挙ウォッチ』。今回の選挙は、このサービス名で臨む初めての選挙となりました。今回も多くの皆さまに利用してもらえて、とても嬉しかったです。

選挙の終了後、以下の対応を終えましたので、ご報告します。

7月12日に、選挙結果の掲載を行いました。各選挙区ページ・比例代表ページの候補者の一覧表に当選者を示したほか、選挙区ページに、今回の当選者を示した地図を掲載しました。

本日、記事「寄せられた予想エントリーの分析結果」を公開しました。また、寄せられた予想エントリーに得点をつけランキング化した「皆さんの予想のランキング」も公開しました。

これにて、今回の参院選に関わる更新は以上となります。

私が参院選を取り扱うのは今回が初めてでしたが、なんとか無事にやり遂げることができました。今回もなかなかに疲れましたが、そのぶん大変やりがいを感じました。それはひとえに、暖かく見守ってくださった利用者の皆さまのおかげです。

たくさんの方に議席予想支援機能をご愛用いただきました。また、多くの方が議席予想と SNS を使って選挙を盛り上げてくださいました。楽しく使ってもらえている様子をみるのが、製作者にとって一番の喜びです。選挙直前にエントリーいただいた予想も、すべてとても高いクオリティのもので、分析しがいがありました。

特に、お問い合わせフォームを使って、更新が追いつけていない候補者情報や、機能のバグ、使い心地のご意見などを送ってくださった方々には、本当にお世話になりました。

本サービスの長所の1つは、良い利用者に非常に恵まれていることだと思います。改めてお礼を申し上げます。今後もぜひご愛用ください!

次期衆院選の準備を進めています。なるべく早く公開いたします。 (7月末までにできれば…と思いつつ、中の人は最近やや忙しめで、確約はできません…。しかし、なるべく早くやります!)

それが終わったら、2025年の参院選の準備も進めます。

ちょうど一区切りついたところですので、利用者アンケートを用意いたしました。匿名回答であるうえ、すべての設問は任意回答です。率直なご意見・ご感想をお待ちしております。すべて拝読し、なるべく今後に活かします。

ちなみに、前身サービス “Candidates2021” で行ったアンケートで寄せられた意見は、今回大いに参考にしました。例えば…

“Candidates2021” の予想機能は、小選挙区については、勝者が誰かを選択するのみでしたが、「票数をメモできるようにしたい」という意見を非常に多くいただきました。そこで今回は、票数を入力し、それによって勝者を自動補完するデザインとしました。
(ただし今回、これはこれで初心者の方にはハードルが高いというご意見もいただきました…。参院選では複数人区という選挙制度上仕方がないと考えていますが、すべて1人区である衆院選では、両方のシステムを選択できるようにしてもいいかもしれませんね。)
“Candidates2021” の予想機能は、比例代表については、得票率を入力するシステムでした。これは私の不見識によるもので、専門家はふつう得票数ベースで予想しています。得票数で予想したいというご意見を多くいただきましたので、今回は得票数を入力するシステムとしました。
ご要望に合わせ、候補者情報に、ふりがな、年齢、Twitterアカウントなどの情報を追加しました。
公認政党だけでなく、推薦政党も表示するようにしました。
一部のわかりづらいデザインを大幅に改善しました。

こうしてみると、利用者の方々からのご意見により、サービスが大幅に改善されたことがわかります。とてもありがたいことです! (良い内容なのに今回も実現できなかったようなご意見もあります…。申し訳ないです。時機をみて取り入れていきます。)

今回も多くのご意見をお待ちしております!

本サービスは完全に無料かつ広告なしで運営するという方針を貫いています。また、中立性を保ち、組織的援助も受けず、個人で空き時間に開発・運営しています。

この方針をご理解いただける余裕のある方は、寄付によりご支援いただけますと幸いです。特にお返しはありません。

実のところ、これまでいただいた寄付で既にシステム関連費用は賄えており、(私自身の人件費を考慮しなければ) 赤字は脱しております。よって困窮しているわけではありませんが、僅かでもご支援いただけますと、大変な励みになります。余裕のある方はぜひお願いいたします。