議席予想機能をリリースしました!
2022年5月15日
大変長らくお待たせしました。これまで予告していたとおり、『選挙ウォッチ』は議席予想機能のご提供を開始いたします。
国政選挙は、選挙区の数が多く、選挙制度も複雑ですから、選挙によって各党の議席数がどうなるかを予想するのはとても大変な作業です。それゆえに、これまでは、精密な議席予想をするのは一部の熱心な方や専門家に限られていました。 『選挙ウォッチ』の提供する議席予想機能を使えば、誰でも簡単に新たな議席数を予想することができます。予想作業のために全選挙区を眺めることはとてもよい勉強にもなり、おすすめです。
使い方
「議席数を予想しよう」ページにアクセスして、詳細をご確認いただき、機能を有効化してください。
本サービスは「誰もが楽しく使えること」を目標に、中立性の遵守に加え、プライバシーにも配慮しています。議席予想をつけるだけであれば、予想データはブラウザ内にのみ保存され、外部には送信されません。安心してお使いください。他の端末に予想を共有したくなった場合にのみ、利用者が自主的に「共有コードを発行」することで、初めて情報がサーバーに送信されます。
お願い
- 十分に動作確認をしたつもりですが、不具合などがあるかもしれません。現実的な利用方法のもとで、不具合を見つけられた方や、「こうした方がいいんじゃないか」等の意見がありましたら、些細なことでも構いませんので、お問い合わせください。管理者はすべてのお問い合わせに目を通しています。
- 本サイトは引き続き無広告・無収益で運営しております。余裕のある方はご支援いただけますと大変嬉しく思います。
昨年 “Candidates2021” をご利用いただいた方へ
このたびリリースした議席予想機能は、基本的には昨年 Candidates2021 で提供したものと同じシステムです。ただし、以下の点が変更されていますので、ご注意ください。
- 選挙区の予想登録方法: Candidates2021 では当選すると思う候補者に花をつけるだけの単純な方法を採用していました。しかし、『選挙ウォッチ』の今回の議席予想機能では、各候補者について予想得票数を入力する方法を採用しました。より複雑で難しくなってしまいましたが、複数人区で順位付けを含めた予想をつけるためにはやむを得ないものと考えています。ご了承ください。
- 比例代表の予想登録方法: 操作感は Candidates2021 のときと同じですが、得票「率」(%) ではなく、得票「数」を入力する形になっています。この予想方法のほうが、専門家の中では一般的であるためです。これにより、推定投票率の計算もできるようになりました。
- 比例代表の各候補者についても、選挙区と同様に、予想得票数を入力できるようになりました。これにより「比例で誰が当選するか」も計算できるようになっています。
- 以上のように、すべての予想は得票数の入力に基づくシステムとなりました。「共有コード」にはこのすべての予想得票数の情報が含まれるようになります。細かい情報はシェアしたくないという方は、共有コードをシェアしないように気をつけてください。
- Candidates2021 では、予想をつけたあとに候補者の顔ぶれが変わった場合に、自動で古い予想を削除する機能をつけておりましたが、複雑に感じる利用者が多かったため、ひとまず廃止することといたしました。今後、通知機能などを搭載することを検討しています。